CONVERSATION
#01
梅田 潤
1. EC BRAINの提供するサービスとは?
Aさん:EC BRAINって具体的にどんなサービスなんですか?
梅田:簡単に言うと、中小製造業向けの、10年以上にわたりECを経験してきたプロ集団によるクラウドファンディングからネットモール、自社ECまでワンストップでサポートし共にECを作り上げる伴走型 EC総合サービスです。
2. 経験が支えるサービスの強み
Aさん:10年以上もECに携わってきたんですね!そして、「中小製造業向け」なんですね。これまでの経験が役立っているんですか?
梅田:そうですね。私と代表の阪口さんはそれぞれ自社で、Amazonなどでオリジナル製品を販売して大きな成功を収めてきました。私はクラウドファンディングで巨大メーカーさんとコラボができるなど商品作りに邁進していましたが、その頃、阪口さんのほうに色々なユーザーから「自社の商品を売ってほしい」という依頼を受けることがあり、販売代行のサービスも行っていて私もその手伝いをしていました。

4. ECブレインの具体的なサービス展開
Aさん:ECブレインの具体的なサービス内容って、どんなものがあるんですか?
梅田さん:いくつかの主要なサービスがありますが、まず「市場調査と分析」から始めます。これは、ユーザーのニーズやトレンドを詳細に分析して、商品企画の初期段階で重要なデータを提供するものです。これによって、より的確にニーズを捉えた商品作りができるんですよ。
Aさん:市場調査って、やっぱり大事なんですね。
次に進むステップは何ですか?
梅田さん:次は「プロトタイプ開発のサポート」です。商品開発の初期段階でプロトタイプを作って検討し、フィードバックを迅速に反映させるんです。ここは私たちの10年以上に渡る商品開発経験の見せどころですね。これで、商品の完成度を高めていきます。
Aさん:経験豊富なプロの目で企画できるのは強みですね。
商品が完成するまでの過程ではどういったサポートがありますか?
梅田さん:「品質管理と改良提案」を行います。商品が完成するまでの間、徹底的に品質を管理し、必要に応じて改良案を出していくんです。品質がしっかりしていれば、ユーザーの信頼も得やすくなりますからね。
Aさん:確かに、品質は大事ですね。
販売の段階ではどうサポートしてもらえるんですか?
梅田さん:販売に関しては、「クラウドファンディング(CF)」をテスト販売の場として活用します。その際、CFで成功するためのコピーライティングやページ構成、広告戦略などもサポートします。これによって、商品の認知度を高め、売上を確保しやすくなるんです。
Aさん:CFって、リスクが少なくて良さそうですね。
その後の販売展開もサポートしてくれるんですか?
梅田さん:もちろんです。CF後も「Amazonや楽天などのECモール」や「自社サイト」、さらに「DtoC(Direct to Consumer つまり顧客への直販売)」などで継続的に販売していくためのサポートも提供します。単発の売上だけで終わらず、持続可能なビジネスモデルを一緒に構築していくんですよ。これが「伴走型」言っている所以です。
Aさん:なるほど、CFを活用することで市場のニーズもつかめるし、在庫リスクも減らせるんですね。
梅田さん:その通りです。CFを使えば、市場動向や消費者の嗜好も把握できるので、商品の改良や新商品の開発がスムーズに進みます。これによって、ユーザーの満足度もさらに向上し、リピーターの増加や口コミでの拡散も期待できるんです。

5. 未来を見据えたビジョン
Aさん:それって、まさに理想的なビジネス展開ですね。最後にビジョンについてお伺いできますか?
梅田:はい。私たちはECブレインを通じて、クライアント企業と一緒に持続可能なビジネスモデルを築いていきたいと考えています。一過性の売上だけに留まらず、長期的に成功を目指せる仕組みを一緒に作り上げたいんです。この取り組みによって、クライアント企業にも、そして私たち自身にとっても、より良い未来を築いていけると信じています。
Aさん:それは素晴らしいビジョンですね!


モノづくりの未来を考えたら、
中小製造業と共に挑む
ECビジネスに辿り着いたワケ。
Profile
◼︎役職・肩書
EC BRAIN -COO-
立ち上げメンバー
EC支援のプロフェッショナル
◼︎経歴
20年以上のECビジネス経験
売上50億円以上の大手ECサイト立ち上げメンバー
クラウドファンディングを活用した売り上げ1000億円規模の大手メーカーとコラボ
AmazonなどのECモールでのオリジナル製品販売で成功を収める
イベントや販売代行を通じ、多くの中小製造業の支援を行う
◼︎専門分野
EC戦略立案
クラウドファンディングによるテストマーケティング
オリジナル商品開発・販売支援
市場調査と分析をベースにした商品企画
◼︎主な実績
自社オリジナル商品をクラウドファンディングでヒットさせ、メーカーとコラボ
累計1万台超のヒット商品を開発・販売
ECモールや自社サイトを活用した販売促進で多くのクライアントを成功に導く
これまでEC関連の書籍を3冊出版
◼︎ビジョン・理念
中小製造業と共に持続可能なビジネスモデルを築くことを目指す
ECを通じてブランド強化や収益の安定化をサポート

Member

Jun Umeda
COO
立ち上げメンバー
EC支援のプロフェッショナル

CEO
EC BRAIN 代表
ECコンサルタント
Katsumasa Sakaguchi

CTO
立ち上げメンバー
EC専門のプロデューサー
Asami Takeshita
3. 市場のニーズと課題解決
Aさん:販売代行サービスも提供していたんですね。
でも、全てがうまくいくわけではないですよね?
梅田さん:その通りです。商品自体は素晴らしいものが多いんですが、時には「作りたいものを作ってしまった」ために、必ずしも市場のニーズに合わないケースもありました。そうなると、売るのが難しくなって、クライアントにも売上を還元できないことがあったんです。
Aさん:ニーズに合わないと、売れにくいですよね。
それで何か課題に直面するんでしょうか?
梅田さん:そうなんです。クライアント自身も在庫を抱えて苦労することになり、また、ニーズに無理に合わせることは難しいため、商品が売れなくなることもありました。それに、ストロングポイント、つまり商品の独自性をうまく表現できなかったり、マーケティングがうまくできないことも原因でした。もしもっと早い段階で私たちに相談してくれていれば、こんな苦労はなかったのではと思います。
Aさん:マーケティングって本当に大切ですよね。
それがECブレインを立ち上げるきっかけになったんですか?
梅田さん:その通りです。これまで培ってきた技術や経験を活かして、ユーザーのニーズにもっと的確に応えられるように、企画、制作、マーケティング、販売までのトータルサポートをワンストップで行う「ECブレイン」を立ち上げました。
Aさん:トータルサポートがあるのは心強いですね。具体的にはどのようにニーズに応えるんですか?
梅田さん:ECブレインでは、ユーザーの声を商品開発の初期段階から直接反映させる仕組みを取り入れています。これによって、無駄のない効率的な商品開発ができます。まず、ユーザーニーズを捉えた商品開発があり、それを軸に商品制作やマーケティングを展開していくので一貫性がありブレの無いユーザーに刺さる商品展開や広告、サイト制作ができます。その結果、企業の業績アップや安定した収益、さらにブランドの強化にも繋がると考えています。
Aさん:なるほど。梅田さんはどうしてこの「ECブレイン」に参加することにしたんですか?
梅田さん:阪口さんとは昔からの知り合いで、販売代行やイベントなどで協力していました。今回一緒にやりたいと思ったのは、私自身の経験が大きく関係しています。 Aさん:どんな経験がきっかけになったんですか?
梅田さん:私は以前、スポーツ・アウトドアのネット通販会社でオリジナル商品を作っていました。健康器具や自転車などを販売して、健康器具は累計1万台を超えるヒット商品になったんですが、同時期に他のカテゴリ担当者が作ったオリジナル商品はほぼ全部失敗しました。その結果、在庫が大量に残り、会社に大きなダメージを与えたんです。
Aさん:在庫が残ると、会社全体に影響が出ますよね…。
梅田さん:そうなんです。各担当者が独自に進めて作った商品がニーズに合わなかったんですね。その経験があって、私もECで成功するためには、しっかりとした計画やマーケティングが重要だと実感しました。
Aさん:その経験があって、ECブレインに参加したんですね。
梅田さん:はい。私は企画から全て1人やっているので言うなれば今は「1人製造業者」ですし、先ほどの通販会社での経験もあり、オリジナル商品を作ることの難しさや、売れないことで苦労する人々の気持ちがよくわかります。だからこそ、私の経験が同じように悩んでいる製造業の方々に役立つと思い、ECブレインに参加しました。これが日本の中小製造業の未来に繋がると信じています。
Aさん:素晴らしいですね。
成功と失敗の両方を経験しているからこそ、強い説得力がありますね。

